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2016年5月29日 (日)

スーパーゴムコーティング

先日施したゴムコーティング。

グリップが良くて、使い心地も良い。ただ、少し心配していた通りで接着力が弱く、30㎞程度の走行で所々、表面のゴム膜が破れはじめた。破れ始めると、その破れた部分から剥がれ始めて、どんどん広がっていく。日焼けした背中の皮が剥がれるようにどんどん捲れてくる事になる。

P5281299

やはり、「タイヤコーティング」という事になるのか?

タイヤコーティングだと耐久性については全く問題は無いけど、タイヤはゴムが固いので、グリップ力ではゴムコーティングの方が優れているだろうし、タイヤコーティングに使うチューブラータイヤを持ってみて感じたのが、その「重さ」。1本でチューブを抜いても150グラム程度の重さがあるので、2本で300グラムの増量となる。

さぁ、どうしようか・・?

と、糸を解いてバラしたチューブラータイヤを眺めていたら、閃いた・・・

チューブラータイヤはあくまでもタイヤで、しかもママチャリとは比べ物にならない高い空気圧(10気圧程度まで)に耐える必要がある、その性格上、当然頑丈に作る必要がある。その強度を確保するためにある程度の厚みが必要になってくるので、当然その分だけ重くなってしまう。

もしも、そんな強度が必要なければ、当然もっと薄く作れるし、その分だけ軽量化できる。


チューブラータイヤをバラしてみたら、ゴムを染み込ませた布地にトレッド(接地面)のゴムシートが貼り付けてあるだけの非常に簡単な構造。(単なるハチマキ)

P5220004

こんな物なら、もっと薄くて軽い素材でハチマキを作ってゴムコーティングを塗れば良いんじゃない!!


そんなところで、タイヤコーティングをやる前に自分でゴムコーティングV2をやってみる事に・・・

まず買ってきたのは、これ↓

P5290009

 近所の手芸屋さんで、薄くて(向こうが透けて見えるくらい)、繊維が強い生地を選んで買ってきた。

これを切って、ミシンで縫って、チューブラータイヤと同じようなサイズの帯を作る。

P5281296

ここで非常に重要な事がある。

手芸などの世界では当たり前なのかもしれないけど、このリング状の物に繊維が固く伸縮性のない生地をシワが無く綺麗に被せようとする場合、生地の繊維方向に対して45度斜めにカットした帯を作る事が重要になる。帯の方向に対して繊維を45度で交差させる事で伸縮性の無い生地に伸縮性を持たせる事ができるようになり、リング状の物に伸縮性の無い生地を綺麗にフィットさせる事ができるようになる。綺麗に貼り付けるだけならジャージ生地のような伸縮性のある生地を使えば良いかもしれないけれども伸縮性のある生地を使うと繊維の強さを活かせなくなるので基本的には伸縮性の無い生地の方が強い物が作れる。

P5290010

 ↑45度で帯を切り取った残りの生地(斜めに取る事になるので無駄になる生地が多い・・・笑)

そしてこれをハンドリムに被せて手縫いで縫っていく。

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生地に全くシワやたるみが無い様にピンピンに張った状態で仕上げる

そして、この上からゴムコーティングを擦り込んでいく。

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これが乾燥すれば、今度は普通に刷毛で上塗りを繰り返し生地の繊維が浮かんでこなくなるまで重ね塗り。

3度ほどの重ね塗りで繊維は見えなくなった。

これで、破れたり剥がれたりする心配はないし、グリップはタイヤよりも優れている。

表面が摩耗してくれば、ゴムコーティングを刷毛で上塗りすれば良いはず。

パーフェクトなゴムコーティングが完成した気がする!!

間違いなく2万円級のゴムコーティングやタイヤコーティングよりも高性能なハンドリムになっただろう・・・笑


因みに今回使ったゴムコーティングは

「Performix ゴム・コーティング剤 プラスティ・ディップ」

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左が前回使ったヘンケルの「カラーガード」、右が今回使った 「プラスティ・ディップ」。

容器の大きさや形が全く同じで中身の感じも同じなので、私の勝手な想像ではどちらも同じところで作られてる製品なんだろう・・・笑

「プラスティ・ディップ」の方が少しだけ安かった。



タイヤコーティング用にチューブラータイヤも買ったけど

なんとなく出番が無くなった様な気がする・・・



走り込んで何ヶ月持つだろう・・・?(自分の予想では、ゴムコーティングの上塗りだけで3年以上持たせる事ができるんじゃなかろうか)

2016年5月22日 (日)

ハンドリムのゴムコーティング

World Run 2016を終えて、次の2017に向けてトレーニング方向を考えているところですが、マシンの方は早速チューンナップしたいところが出てきたのでやってみる。

今回の改造箇所はハンドリム

ハンドリムというのは、後輪(大きなホイル)に付いている大きな「輪っか」で、これを握って押して(レースでは叩いて)ホイルを回す事で車椅子を動かすんですが、このハンドリムと手が滑ると良くないのは深く考えなくても分かるので、2016のレースに出るに当って、よりグリップを強くするためにできるだけ滑らないグローブを作ってきて使った。

実際にグリップは非常に良くなったけれども、実際に走った中ではほんの少しではあるけれども「滑る」とまではいかないまでも「ズレる」という瞬間があった気がした。

このほんの少しの「ズレ」が結果にどの程度影響したのか?は分からないけれども、レーシングカーのクラッチが滑るのと同じなので、多かれ少なかれ、この「ズレ」の分だけパワーをロスしたのは間違いない。
そんなところで、この「ズレ」をより少なくする為に何ができるか?

グローブに関しては、もうこれ以上グリップが強い物を作れる気がしないし、車椅子マラソンなどで使われるレース用のグローブは高いお金を出せば買えるけど、World Runに出場できる一般生活用の車椅子とは漕ぎ方が違うので生活用車椅子を漕ぐには向いていない気がするし、だからと言って一般生活用の車椅子用のレース用グローブが売ってるかと言えば、そんな物は高いお金を出しても売っていない(笑)

グローブが完成なら、次に考えるのはハンドリム!

ハンドリムをどうにかするとすれば、表面をゴムで覆う「ゴムコーティング」というところかと思うけど、聞いてみるとゴムコーティング加工をするのに2万円近くかかる上に、レース用などのハードな使い方をすれば1年も持つのかどうか?というところ。ただゴムコーティングなら自分でもできそうな気がする(笑)

以前、フォームEWさんが紹介してくださってたゴムのコーティング剤を使えばできるんじゃなかろうか??

また別の方法で「耐久性」という面で考えると、丈夫でグリップの良いゴムシート等をリムにしっかり貼り付ける事ができれば良いけれども?、というところで思い付いたのが、ロードバイクなどで使われるチューブラータイヤを縫い目をバラしてチューブを抜いてからハンドリムに被せてもう一度縫い付ければどうだろう??。チューブラータイヤならある程度のグリップは間違いないだろうし、あくまでもタイヤなんだから耐久性も問題は無いはず。「レース用 ハンドリム」なんかで検索すると、「タイヤコーティング」なんてのが有って詳しくは書いてないけど、こういう事なんだろうか??

これなら失敗しても剥がすのも簡単だし、とりあえずやってみよう!!
というところで、まずはゴムコーティング材で、今回はヘンケルの「カラーガード」という商品を取り寄せたのと、合わせてサイズが合いそうで、安価なチューブラータイヤも注文しておいた。

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そして、まず「カラーガード」が先に届いたので、どんな感じの材料なのか、アルミパイプに塗ってテストしてみる。

アルミパイプは表面をパーツクリーナーで洗浄だけして、まずはサンドペーパーなどは使わずにそのままの表面の上から塗布してみた。そして4時間ほど放置してから再度上塗りしておく(2度塗り)

そして24時間ほど放置してカラーガードがしっかり乾燥してからカラーガードを塗布したところを爪で力を入れて引っ掻いてみるけれども意外にしっかりしていて破れたり剥がれたりしない。ただ、塗布したところの端(塗布していないところとの境目)を爪に力を入れてセロテープをめくるような感じで引っ掻くとわりと簡単に剥がれ始めた。剥がれ始めたのでその剥がれ始めたところを指でつまんで剥がす方向に力を入れて引っ張ってみると、千切れずに一枚の皮の状態で剥がれてくる。乾燥したカラーガードはかなりしっかりした素材で生ゴムのようによく伸びるけれども、生ゴムよりも強い感じがする(よく伸びるけれども腰が強くて千切れ難い)。素材としては非常に良さそうな感じがするけど接着力が弱い。試しにグローブのゴムの部分を叩きつけるようにしてみると表面に穴が開いて剥がれ始めるところが出てきた。

アルミという素材はそのままでは塗装なんかの場合でも酸化によってすぐに剥がれるけど、ゴムコーティングの場合も同じ事なんでしょう。試しにサンドペーパーで表面を荒らしてからコーティングしてみると、逆により接着力が弱くなったので、上記の理由で間違いないだろう。

専用のプライマーでもあれば、と思ってメーカー(ヘンケル)に問い合わせてみたけど、プライマーは出していないとの事。

接着力さえ出せれば、非常に良い素材だと思うのでメーカーは出していないけど、アルミの塗装なんかの時に使うプライマーを使えばどうだろう・・・?、とアサヒペンの「メタルプライマー」とやらをホムセンで買ってきた。

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そして、このメタルプライマーで下処理してから「カラーガード」を塗ってみて、これも2度塗りし、24時間乾燥させてから塗布した部分の端っこを前回と同じように爪で引っ掻いてみると、前回とは大違いで簡単には捲れないし、グローブのゴムの部分を叩きつけても剥がれてこないし破れもしない。

無理やり金属片でえぐり取るようにすれば剥がれ始めるし、剥がれ始めた部分をつまんで引っ張ると千切れずに捲れてくるけど、これなら使えるかも?

というところで、とりあえず実際のハンドリムでやってみる。

まずはパーツクリーナーで油脂を落とし、メタルプライマーで下処理し2時間ほど乾燥させた後、刷毛でカラーガードを塗りつける。それから2時間ほど乾燥させて重ね塗り。刷毛塗りだと「どぶ浸け」ほど厚く塗れないので、重ね塗りを3回繰り返して合計4度塗り。

P5220006

これで実走テストに入る事にしよう。



どうなる事やら・・・

追記

その後、改良型「スーパーゴムコーティング」に変更

http://masax.blog.eonet.jp/default/2016/05/v-fd79.html

2016年5月12日 (木)

World Run 2017に向けて

今回のレースは私にとっては初めての本格的なレースだったので得るものが非常にたくさん有った。

今回のレースに向けてのトレーニングは主に、ほぼ平坦なコースをとにかく一定のペースで長時間漕ぎ続けるトレーニングを主にやってきた。

そして、そのトレーニングの結果を出すことはできた。

結果としては満足できる結果だったけれども、実際のレースを振り返ってみると、もっと距離を延ばせる可能性が見えてきたので2017年に向けての課題を考えてみた。


そして、2017年に向けての一番の課題と思ったのが「上り坂」

平坦地では一般ランナーとほぼ並走できるし、下り坂になると20㎞/hを超えるスピードで一般ランナーをゴボウ抜きにする事もできたけれども、いざ上り坂になると自分一人だけが失速状態になりズルズルと順位が下がり、一般ランナーに先行され「ゴボウ抜き」ならぬ「ゴボウ抜かれ」の状態になる。下り坂で抜いた分だけ抜き返される感じかな・・・笑

今までの練習では、上り坂はなるべく体力を消費しないよう無理せず適当に流して平坦地でペースを落とさないように心掛けた走り方で仕上げてきたけれども、実際のレースを終わってみて、まだ体力的には余裕があった気がするので、上り坂でもっと無理をしても良かった気がする。

そんなところから2017年に向けての練習として、平坦地は今までと変わらず続けるけれども、上り坂のトレーニングに力を入れていこうと思う。

丁度、私の家の前からすぐのところに練習に最適な、きつめの坂道があるので練習場所には困らない!!


他にもいろいろ有るけど

また1年掛けてトレーニングする事にしよう!!

2016年5月10日 (火)

Wings for Life World Run

5月8日に出場したWings for Life World Runの成績が公開された!

成績は

Worldrun

走破できた距離は15.55㎞

順位は男子の中で722位って事なのかな?

目標は12㎞だったので結果としては大満足!!

健常者のランナーともある程度勝負できる事も確認できた・・・笑

今までの練習のデータから、今の私の実力では長距離で時速10㎞を超えるアベレージを出す事はまず無理だと考えていた(過去の最高アベレージは時速9.93㎞)のに、計算してみると結果としては時速10.135㎞のアベレージを出した事になる。長距離の経験者ならこの時速0.205㎞の違いがどれだけ大きな違いか?という事は分かってもらえるかと思うけど。夜8時のスタートで、コースは田んぼや畑の中を中を走る道路がほとんどで真っ暗なコースなのに、コースには至る所で市民のみなさんが見知らぬ私達に「がんばって」って大きな声援を送ってくれて、それがホント大きな力になった事は間違いない!!


私、個人的には若い頃からマラソンなんかの長距離走は大嫌いで

ただ走るだけで苦しいだけのスポーツの何が面白いのか?

なんて、つい最近までさっぱり理解できなかったんだけど

このWorld Runは楽しかった!!

産まれて初めて、ただ「走るだけ」の楽しさが理解できた・・・笑



しかし、このレースに参加していた他の車椅子のランナーの中に

物凄いランナーがいた!!

年齢は見た感じ、おそらく私と変わらないだろうし、決して若くないのに

スタートしたと思ったら驚くようなスピードで前を走る健常者ランナーの間を縫うようにすり抜けていく。

追尾しようと頑張って追いかけてみたけど、スタートから100メートルも走らないうちに見失った。(こちらはまっすぐ走っても追いつけなかった気がする)

その後、レースが終わってから私と一緒に出場した会社の同僚達に聞いてみると、私も含め車椅子のランナーは安全の為なのか、ただでさえハンデがあるのに、その上に完全な最後尾からスタートさせられたんだけど、ずっと前の方からスタートした同僚たち(健常者)がスタートして2キロ程度のまだまだ体力が残ってた段階で、その車椅子ランナーにズバっと抜かれて、その後追い付くことも無かったと・・・。(追いつける気がしなかったと)

その抜かれた同僚達でも、20㎞以上の成績を出しているので、おそらく20㎞を遥かに超える成績を出したんだろうと思う。

それを思うと、15.55㎞程度の成績で喜んでる場合ではないし

よ~し、来年もエントリーしよう!!


新しい目標が見付かった気がする・・・・

2016年5月 8日 (日)

いよいよ レース本番

いよいよ楽しみにしていたレースの日がやってきた。

体もマシンも順調に仕上がっている!

今回、私が出場するのは「WINGS FOR LIFE WORLD RUN 2016」というレースで世界34会場で同時にスタートするレースで、車椅子でも参加できて健常者といっしょに走る事ができる。http://www.wingsforlifeworldrun.com/jp/ja/

また、レース用の車椅子ではダメで、一般生活用の車椅子でないと参加できないところも面白い。きっとレース用だと速すぎてキャッチャーカーが追い付けないんでしょう・・・笑


このレースはマラソンのようなものですが、マラソンと大きく違うのが、マラソンのようにゴールを目指して走るのではなく、後から追いかけてくるゴールからどこまで逃げられるかという面白いレースで、簡単に説明するとランナーが決まった時刻(日本では夜の8時)にスタートすると、その30分後に「キャッチャーカー」という車(これがゴール)が同じスタートラインからスタートし、初めは時速15km(時間が経つとスピードが上がってくる)で追いかけてくる。そしてこのキャッチャーカーに追い付かれたランナーはその時点でゴールとなり、そこまで走れた距離がそのランナーの記録となる。15kmあたりが平均的な記録らしい。

普通のマラソンなら42.195km先にゴールがあり、あるいはハーフマラソンなら20km先にゴールがあるので、当然ですがその距離を走りきれなかったり制限時間内にゴールできなかった場合は失格となるのですが、このWorld Runの場合は後からゴールが追いかけてくるので途中で歩こうが止まってしまおうがコースから離脱しない限りゴールする事ができる(勝手にゴールさせられると言った方が正しいか??)ので体力に自信が無くても、また私のように障害者であっても楽しく参加する事ができる・・・はず。


世界で同時にスタートするので、日本では時差の関係で本日夜の8時にスタート!!

生中継でオンエアされるらしいので興味のある方は見てください。

http://www.wingsforlifeworldrun.com/jp/ja/news/on-air-4727/



はじめて参加するレースだけど、どんな大会なのか楽しみ!!


そろそろ会場に向かって出発しようかな。

2016年4月17日 (日)

車椅子、改造(本組み)

ほぼ1ヶ月前に、試しにキャスターの位置を大幅に変更する改造をして、仮組みの状態でテスト走行を続けてきた。

↓以前の記事
http://masax.blog.eonet.jp/default/2016/03/post-d062.html

この1ヶ月間、レース本番に近い条件でのテスト走行はもちろんの事、その他普段の生活でも使ってみて、この改造で満足できる結果が出てきたので、アルミパイプやクランプを駆使して仮組みしていたのを本組みで仕上げる事にした。

実際に走ってみて(使ってみて)どうだったか?と言うと、まず安定性という点で予想通りというか狙い通りというか、ある程度のスピードで1~2センチ程度の小さな歩道の段差などにウィリーせずに突っ込んだ場合、改造前なら、かなり高い確率で前輪が引っ掛かって前方へ転倒する事になったので段差に突っ込む時はかなり真剣にしかもタイミングを合わせてウィリーする必要があった。しかも、危険なのは、よりスピードが高い場合と下り坂になるけれども、スピードは高ければ高いほど、また下り勾配も大きくなれば大きくなるほどウィリーをするのに大きな瞬発力が必要となりウィリー自体が困難となるし、限度を超えればウィリーをする事自体ができない局面も出てくるので、こんな場合は仕方なしに手前でウィリーが可能な速度まで減速してからウィリーして乗り越える必要があった。

しかしこれが、キャスターの位置を大きく前に出す事によって小さな歩道の段差程度なら全く減速せず、またウィリーもせずそのまま突っ込んでも、段差のコツンという突き上げを感じるだけで、ほぼ引っ掛かる事もなく乗り上げる事ができるようになった。この事は実際の走行時には非常にメリットが大きく、まずウィリーをするための無駄な体力を消費せずに済む。その上、段差の手前で減速するための体力も使わずに済むし、減速しなければ、その後加速する必要もないので、特に街中で長距離を走る場合など消費する体力に大きな違いが出る。

実際に今まで何度もタイムを測って走ってきている7㎞程度のコースを走ってみると、改造前までの最高タイムが55分だったのが、改造してから走ってみるとなんと48分!!

これは安定性だけではなく、走りも良くなってる結果だろうけど

驚くほどの差が出た!!


ここまで良い事ばっかり書いたけど、実際は良い事ばっかりではなく発見したデメリットもいくつか有る!

まず、そのデメリットの一つは、キャスターを前に移動する事によって、フットレストは逆に後ろに下げる事になった。フットレストを後ろに下げるとポジション的には上体を前に持っていき易くなるので漕ぐ力を入れ易くなり、レース用としては非常に良いけれども、反面、生活用として考えた時には、フットレストの手前に足を降ろす事ができないので、例えばホムセンなどに買い物に行って、少し高い位置の商品を取ったりする時、以前ならフットレストの手前に足を降ろせたので、その場で直ぐに立って商品を取る事ができたけれども、改造してからはその場で立つには、いちいちフットレストを畳んでから立つ必要があるようになったので少々面倒くさい(笑)

それからもう一つ、以前は後ろにあったキャスターが一番前になった事で、例えばスーパーに買い物に行った時など狭いスペースで無造作に回転すると商品棚や他の人の足にキャスターが当たってしまう様になった。以前のフットレストの位置よりもキャスターが前に出た訳では無く逆に以前のフットレストの位置より若干後ろの位置なんですが、フットレストは車体幅の内側に位置してたけれども、キャスターは車体幅いっぱいの位置になるので回転時には飛び出したような形になるため、ぶつからないように気を付ける必要があるようになった。


以上のようにメリットもデメリットも有るけれども、上記のメリットとデメリットと考え合わせた上で、普段の便利さよりも走りと安定性を優先しようか?と。

そんなところで、仮組みでテストしていたのを本組みして完成させる事に。

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↑これが仮組み

↓こちらが本組み

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よく見れば、まだ贅肉がたくさん有るので時間のある時にでもシェイプアップして軽量化する事にしよう。


ま、気が変われば、元に戻すのも簡単な事だから、しばらくレーシング仕様で使ってみる。

2016年3月28日 (月)

そろそろ仕上げのトレーニング

レース本番までもう2ヶ月もないので、そろそろ本番に向けてのトレーニングを開始する。

今までも、いろいろトレーニングはしてきているけれども、これからはできるだけレース本番に近いトレーニングで仕上げていきたい。

ただ、本番のレースは一般の車道を走るコースだけれども、車椅子の場合、自転車などと違って、そこいらの一般道路上(車道)で練習走行する訳にもいかないので、まずは練習用のコースを探すところから始まる(笑)

しかし、いざ探してみると、車椅子が長い距離を止まらず気兼ねなく走る事ができて、しかも歩道などの段差が無いコースで、しかも車椅子を持って(あるいは載せて)行き易いところというと、なかなか見当たらないもので、探すのに苦労したけど、よくよく探してみるとわりと身近なところに見付かった!!

そこは京都でもわりと有名な観光名所で、この季節、観光客がいっぱいで練習走行どころでは無いかもしれないと思いながら行ってみたところ、少し観光客が多くて走りにくいところも有ったけど、殆どのところは軽快に走る事ができて、トレーニングには最適なコースでもあった。

この名所の周りを周回するコースで、1周がどの程度の距離なのか分からないので、とりあえずサイクルコンピューターを見ながら距離が10㎞を超えるところまで周回したところ、6周回って11.3㎞だったので1周を計算すると1.88㎞。掛かった時間は1時間12分21秒なので平均時速は9.3㎞/h。まぁまぁ仕上がってきてるかな??。

練習には最適のコースだったので、ここで毎週、レース本番まで仕上げのトレーニングをしていくことにしよう。

2016年3月16日 (水)

テスト走行

フロントキャスターの取り付け位置を前に移動して2日間、毎日の通勤コースを走ってみたところ、期待通りに走りは良くなった。

今までに何度も引っ掛かって前向きに転倒している歩道の段差を乗り越えるときに、わざとウィリーせずに突っ込んでみると、これも殆ど引っ掛からずにクリア。走りが良くなった事よりも、この段差を乗り越えるときの感触の違いが大きい事に驚いた。

それからもう一つ、段差に乗り上げるときではなくて段差から降りる時の事だけど、この段差を降りる時の事は実際に車椅子に乗ってる人でないと分かり辛い気がするけど、普通の車椅子だと段差を上がる時だけでなく、5センチを超える段差だと段差から降りる時にもウィリーせずに降りるとキャスターが段差から降りた瞬間にガクンと一気に前が下がり、そのまま前方向につんのめって転倒する事になるんですが、家の玄関のポーチ(段差10センチ)からこれもわざとウィリーせずに降りてみたところ、これも転倒せずに降りる事ができた。

走りが良くなる事よりも、こう言った段差の上り下りが非常に安全にできる様になる事はレースなど関係の無い人たちにとっても大きな利点になるはずだけど、どうして車椅子のメーカーはこのような形の車椅子を作らないんだろう???

間違いない、障害者の安全のためにもメーカーも最初からこういう車椅子を開発するべきだ!!

でも、最初から安全な車椅子に乗ると危険回避する乗り手の操作テクニックが上達しなくなるんだろうか・・???

よく分からない(笑)

私は車椅子の知識など何もない状態で、適当に予算的に手が届く車種を買ったんだけど、何も知らずに買ったこの車椅子、

OX(オーエックス)http://www.oxgroup.co.jp/wc/products/products_syudou.htmlFusion(フュージョン)http://www.oxgroup.co.jp/wc/products/fusion/info-fusion.htm

という車種だけど、これが偶然にも私にとっては非常に良い車種で、後輪のキャンバーもそうだけど今回のキャスターの位置変更やそれに伴うフットレストの位置変更まで非常に改造がし易い車種で、今までほぼ自分の思い通りに改造する事ができた。

ここまでで、車椅子をいろいろ改造しながら車椅子とはどういう物か?、どんな車椅子が良い車椅子なのか?、そのあたりが分かってきたところで他のメーカーや他の車種でもっと良い(面白い)車椅子は無いものか?、もし次に買い替えるならどの車椅子にしようか?など考えながら他の車種や他のメーカーの車椅子を見てみたけど、現在乗っているOXのFusionに勝てる(私にとって)車椅子は見つからない(高いお金を出しても)。もし今乗ってるのが壊れてしまって新しく買い替えるとしても間違いなくこのFusion以外の車椅子を買う事は無いだろうと思う。

何も知らなかったのに非常に良い車椅子に巡り合ってた様だ。

これを偶然と言わずになんと言うんだろうか・・・笑


ただしノーマルの状態で乗ると強度的に不合格な部分が何か所かあるので、そのままノーマルで乗る人には強く奨めはしません。(あくまでも手荒な乗り方をすれば、という事で、普通に乗るには問題ありませんが・・・笑)

2016年3月13日 (日)

車椅子、改造

改造はいつもやってる事ですが、今回は少し大きめの改造をやってみた。

今回の改造は後輪にキャンバーを付けるよりも大きな改造で、フットレストのすぐ後の位置にあるキャスター(前輪)をフットレストよりも前になる位置に移動させる改造になる。

この改造の理由はいくつかあるけど、一番の理由はできるだけ小さな前輪に掛かる荷重を小さくして転がり抵抗を小さくし、その結果、走りが良くなる事を期待する。

そして2つ目の理由はキャスターの取り付け位置がノーマルだと後輪から35センチ程度の距離しかなく、どう考えても前後方向のバランスが悪いので前輪と後輪の距離(ホイールベース)を大きくする事で前後方向の安定性を良くする事。これで小さな段差をウィリーせずに突っ込んだ場合の前転倒も回避できる可能性が高くなるはず。

そして最後に、10センチ程度の大きめの段差に乗り上げる場合にホイールベースが短いと、その段差に前輪を乗り上げた時点で体勢が大きく後傾する事になり、その事により後輪に大きな力を掛ける事ができなくなり結果として後輪を乗り上げるのが困難となるけれども、もしもホイールベースを長くする事ができれば、段差に前輪が乗り上げた時点での後傾を小さくできるので、後輪に掛ける力を大きくする事ができ、その結果として大きな段差をより楽に乗り上げる事ができるようになる。現在のホイールベースが35センチ程度でこれで10センチの段差に乗り上げると16.6度程度の後傾となるけれども、もしキャスターを最前部に移動するとホイールベースが48センチ程度になり12度程度の後傾となる。この4.6度の違いで、どの程度の差がでるのかは、やってからの楽しみ!!

Photo

キャスターを前に移動するメリットはこのあたりだけど、逆にキャスターを前に移動することによるデメリットは?、というと

今、私が思いつく範囲ではデメリットになるであろう事は改造に使う金物なんかの重量が増す事くらいで、他のデメリットは思いつかない。


ただ、実のところ

キャスターを前に移動する事自体はベースになる車椅子(OX fusion)の構造上、難しい事ではなく方法は以前から考えていたけれども、キャスターを前に移動する事によって干渉する事になるフットレスト(足を乗せる部分)の位置と構造を変更する必要があり、これが少々難しかった。

ま、ただ移動するのは難しいわけではなく、格好良く収めるのが難しいだけなので、とりあえず今のところは試作品という事で、金物などを加工してどうにか無理やり取り付けた。

自転車のアルミフレームなどを加工できる技術と設備が揃っていれば簡単な事なんだけど、もしもこれを人に頼むとなると、結構な費用を覚悟する必要があるので、とりあえず今のところは試作品という事で、金物などを加工してどうにか無理やり取り付けてみる(笑)

↓これがノーマルのキャスター位置

P3131249

↓改造後のキャスター位置がこれ

P3131258

そして、試作品が組み上がった時点で、この改造の一番大きな目的であるキャスターへの荷重がどの程度小さく出来たかを測定してみる。

この測定に使うのは、蜜蜂の巣箱の重量を測るために作った重量計!!

まずは改造した状態で計測してみると

P3131246

前輪への荷重は25.2㎏

後輪は

P313125663.2㎏

合わせて88.4㎏


これを改造前の形に戻して測定すると

P3131253

前輪は40.6㎏ 

後輪は

P3131254 47.5㎏

合わせて88.1㎏


前輪後輪の合計値を見ると、ほぼ正確に測定できている!!

この測定結果から重心位置を計算すると後輪の車軸から前に15センチほどのところが重心になるようだ。

ノーマルのキャスターへの荷重が40.6㎏に対して改造後のキャスターへの荷重が25.2㎏。荷重の違いは15.4㎏。

予想以上に大きな差が出た!!

これだけの差が出れば間違いなく走りにも差が出るはずだ!!

でも、実際はこの荷重差よりも、元々ノーマルの状態でキャスターに40㎏以上の荷重が掛かっていた事に驚いたのが正直なところで、重心をかなり後ろにセットしてるつもりだったので、ノーマルでも前輪への荷重は20㎏程度だろうと勝手に予想していた(笑)



これで、走りにどの程度の差が出るかは、これからのテスト走行で見ていく事にする。

2016年2月29日 (月)

キャスターフォーク再作製

キャスターフォークがぶち折れたので、慌てて新しくキャスターフォークを作る事が必要になった。

前作のキャスターフォークは軽量化の為にかなり無理な領域までスリムにシェイプアップしてしまった様なので、今回は少し余裕を持たせてマッチョな感じに作ってみた

P2270010

P2270011

同じマッチョに仕上げるなら、高さを3パターン調整できるように3つの穴を開け、また5インチだけじゃなくて、6インチのキャスター用のオフセットを付けた取り付け穴も3つ、合わせて6つの取り付け穴を開けておいた。

そして、またしばらく6インチのキャスターでテスト走行してみる。

P2270012