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2016年11月 3日 (木)

インラインスケートのウィールに換えてみて

フロントキャスターを125ミリのインラインスケートのウィールに換えてみて2ヶ月になる。

換えてみてどうか?、と言うと

換えてはじめの頃、坂道でタイムを計測してよく走るという実感が有ったけれども、いろんなコースを走ってみると、よく走るコースとあまり走らないように感じるコースがあるように感じてきた。

よく走るのは表面を綺麗に均されたアスファルトで、あまり走らないように感じるのは表面が荒れたアスファルト。荒れたアスファルトはどんなキャスターでも走らないけれども、インラインスケートのウィールだと、より走らない感じがする。これは、おそらくウィールは硬くて、尚且つ細いからなんだろう?、硬くて細いから地面の細かい凹凸を吸収できずに拾ってしまい、車体まで伝わってくるので、それが抵抗となるんだと思う。

タイヤは基本的に硬い方が転がり抵抗が少なくなるんだけど、地面の凹凸を拾って持ち上げてしまうとそれが大きな走行抵抗となってしまう。

実際のインラインスケートだとウィールが地面の凹凸を拾っても、足がクッションとなって吸収するので、単純にウィールは硬い方が良く走るという事なのかもしれないけれども、車椅子のキャスターの振動は吸収されずにそのまま車体の振動となってしまうので、それが走行抵抗になってしまうのかも知れない。

そうなると、クッション付きのキャスターフォークに取り替えてみたいところだけど、たかがキャスターフォークが3万円ほどするので、試しにやってみるには高過ぎる(笑)

かと言って、自分でクッション付きのキャスターフォークを作る自身はない。


そんなところで、まずやってみようと思うのが、細く尖ったウィールの先端を平らに削ってみて、地面と接触する面積を増やしてみればどうなるだろう?、という事をやってみる。ちょうど、少し前に走行中に小さな溝にウィールを落としてしまって、タイヤとホイルの接着が外れてしまい新しく取り寄せて取り替えたのが有るので、それを接着し直して削ってみた。

Pb030316

元はというと

Pb030323

↑こんな感じに尖ってるのを接地面を削って平らにしてみた。


さて、これで走りが変わるのかどうか??

2016年9月23日 (金)

後輪のキャンバーを弱める

私が初めて車椅子の後輪にキャンバー角を付ける改造をしたのが2013年の11月

その後、キャンバー角はそのまま変更せずに使ってきた。

車椅子の後輪にキャンバーを付ける効果は今更書くまでもないですが、自分の車椅子が、どの程度のキャンバー角になってるかは実際に測った事はなく、ぱっと見で、およそ4~5度あたりのキャンバー角だろうと思ってましたが、実際に測ってみると、なんと、およそ10度の非常に強いキャンバー角になっていた(改造時の計算では6度程度になるはずだったんだけど・・・笑)

一般に市販されてる生活用の車椅子だと、強いキャンバーのタイプでも、せいぜい3度程度までなので、10度のキャンバーだとキビキビと俊敏な操作ができるのも当たり前。

ただ、私自身はキビキビとした操作性も大切だけど、それよりも単純に走りが良くなる事を重視するので、ひょっとすると強過ぎるキャンバーが抵抗になってるんじゃ無かろうか?、と少し気になってきた。

市販品の車椅子の多くが2~3度までのキャンバー角になってるところから考えると、おそらく3度あたりのキャンバー角で操作性は十分に得られるのかも知れないし、一度キャンバーを弱くしてみて進路変更などの操作性を確認してみる事にした。

元々、改造したときに、キャンバーの強さをある程度自由に調整できるようにしておいたので、一気に市販車と同程度の3度あたりまで弱めてみて「走り」を確かめてみる。

2016年9月20日 (火)

車椅子のホイールアライメント

自動車ではホイールアライメントというのは重要な項目で、車検などでも必ず点検される項目でもあり、特にレーシングカーなどでは非常に重要視されていて、乗り手が拘る部分でもある。

また自動車でなくても、タイヤのある乗り物、例えば自転車なんかでも、乗り手は気にしていなくても生産するメーカーなんかの設計の段階では重要視されている筈の部分である。

でも、車椅子の場合、タイヤのある乗り物ではありますが、ほとんど拘られる部分ではなくて、ホイールアライメントの2大要素であるキャンバー角(前輪の横方向の傾き)もキャスター角(前輪の軸の縦方向の傾き)も、とにかく垂直に調整するのが良いと言われており、モジュラータイプの車椅子だと後輪の車軸高さなどを調整したときにキャスター角も変わってしまうのでキャスター角については調整できるようになってる車椅子が多いけれども、キャンバー角については、垂直に固定されていて、そもそも調整できるように作られていない機種が殆どでもある。


元々、私の車椅子もモジュラータイプで、キャスター角については調整できる構造になっていたけれども、キャンバー角については例にもれず垂直の固定になっておりました。しかし、キャスターの取り付け金具を無理やり歪めて取り付ければ僅かにキャンバー角を付ける事ができたので以前はそうやって、無理やりキャンバー角を付けて走行していた。そして、そうやって実際に走ってみてキャンバー角の重要性を感じてきたので、あえて前輪のキャンバー角を調整できるように改造した。

この改造を本格的にやったのがWorldRunの少し前の今年の3月で、それ以来、前輪のキャンバー角、キャスター角をいろいろ変えてみては、アライメントの違いによって、どの程度走りが変わるのか?、また操作性が変わるのか?を見てきた。

そして、ここまで見てきて分かった事は

まず、走行性を重視するなら、前輪のキャスター角、キャンバー角、そのどちらも垂直ではなく適度な角度を持たせてやるべきだということ。

この走行性というのは、とにかくスピードを出すならという事ではなく、ゆっくりな速度であっても、よりスムーズに安定していて、しかも楽に操作できるようにするには、という事であって、レースに出たりしなくても、あるいは飛ばして走らなくても、自分の力で自走するなら、アライメントはしっかり調整できるようにするべきだと、特に最近、強く感じている。

キャンバー角も、キャスター角も、どちらも重要だけれども、より重要と感じるのはキャンバー角。

後輪のキャンバー角の効果は既に知られている事で、例えば競技用なんかの車椅子には必ずキャンバー角が付いているし、生活用の車椅子でも高級車だとキャンバーの付いたのも販売されている。

しかし、前輪のキャンバー角については、私の知る限りでは競技用でも見た事はないし、生活用の高級車でも見た事はない。

P9040044_3



そう言えば、前輪のキャンバー角にどんな効果が有るのか?、というところをまだ説明していなかったので簡単に説明しておくと、真っ直ぐ走ってる時の効果は後輪のキャンバーとほぼ同じ効果で、直進性が増す。私が今まで感じたところでは、この直進性に関しては後輪のキャンバーよりも強く感じるし、横傾斜の路面の直進性などは特に後輪のキャンバーよりも前輪のキャンバーの方が強く出せる様に思う。機会があれば、あえて後輪のキャンバーを無くして、前輪のキャンバーだけで、どの程度の直進性が出せるのかもやってみたいところです。

あと、もう一つ、前輪のキャンバーの効果として、これは少しでも足を踏ん張る力が出せる人に限るんだけど、前輪にキャンバーを付けておくと、例えば右カーブしたい時に左足に少し力を入れてフットレストに荷重を掛けると、手を使わなくても右へカーブして行く事ができる(スキーと同じ様に外足に荷重を掛ける)ので、下り坂では手放しでも自分の思うように車椅子をコントロールする事ができるし、曲がる為に片方にブレーキを掛ける必要が無いので、スピードを無駄にする事なくカーブを曲る事ができるし、急な進路修正時(自動車の車線変更のような動き)でもブレーキを使わずに進路修正ができる。この効果がマラソンなどの下り坂では非常に大きなメリットとなる。

ただ、ここで、これは私も当初考えてた事だけれども、前輪にキャンバー角を付ける事で直進時に左のキャスターは右へ、右のキャスターは左へ進もうとして、それを互いに打ち消し合う訳だから、当然そこで抵抗が発生する事になり、その抵抗の分だけ遅くなる。これがいったいどの程度の抵抗になるのか?。この抵抗が大き過ぎれば直進性のメリットを打ち消して、結果としては遅くなる可能性もあるし、結果としてよく走るようになるのか、それとも走らなくなるのかをしっかり調査する必要がある。そんなところから、ここ最近、キャンバー角を含めたアライメントをいろいろ変更しながら「走り」を計測していた。

そこで、まだ完全な結果として出ていないけど、面白い結果が出そうになっている。

何が面白いかと言うと・・・

キャンバー角を強くすれば、それだけ曲がろうとする力も大きくなるし、左右のキャスターが打ち消し合う力も大きくなるだろうから、当然それだけ直進時の抵抗が大きくなるだろう?、と考えた。なので、キャンバー角を後輪と同程度の強い角度から徐々に垂直に近い弱い角度に変えていきながら「走り」を測定し、直進性と操作性が悪くならない範囲で、一番小さな角度を見つけようとしていた。そうする事でできるだけキャンバーを付ける事による抵抗を小さくしようとした訳だけど、そうやって「走り」を測定していくうちに、面白い結果が出るようになってきた。

具体的には・・・

このキャンバー角による「走り」の違いを計測し始めたのは、先日のキャスターをインラインスケートのウィールに換えて計測し始めた時からで、元はと言えば、単にインラインスケートのウィールを使えばどの程度走るのか?、と言うのを初めて測定した時に、以前のゴムのキャスターと比べて驚くほどの結果が出たので、「よし、もっと速く走らせてみよう」と、前輪のキャスター角を弱くしてみた。この時は、どこまで走らせる事ができるのかを確かめたかっただけなので、直進性が犠牲になるのは覚悟の上で、かなり垂直に近い弱い角度まで一気に戻して計測してみたところ、期待とは裏腹に、かなり遅いタイムが出た。この時の結果はゴムのキャスターの時とほとんど変わらないような結果だった。この時はキャンバー角を弱くし過ぎたので進路修正が多くなり、その結果遅くなったんだろうと考え、そのキャンバー角から今度は徐々にキャンバー角を元の強い角度に戻しながら計測してみた。ここで私が考えたのは、元の強いキャンバー角にたどり着くまでのところに最初に測ったタイムよりも優れたタイムが出る角度(直進性と抵抗のバランスが取れた角度)が有るはずだと考え測定を続けた。しかし、結果としては、最初の一番強いキャンバー角の時がタイムも一番良い結果が出た。この計測コースが曲がったコースなら理解できるけど、測定している2つのコースはどちらも直線コースなのに、キャンバーを強くするほど良く走るという結果が出た。

この結果がどういう事なのかを自分で理解できるように考えてみると・・・

この2つのコースはどちらも直線コースだけれども、僅かに左右の横傾斜があるので、完全な手放しで転がすと横に流されてコースアウトする。なので、進路がズレた時には手放しではあるけど上で書いてるように左右のフットレストへの荷重で進路を修正して直進する事になる。この時、前輪に強いキャンバー角が付いてる場合はフットレストへの荷重が少しの荷重でしかも短時間にサッと進路を修正する事ができる(左へズレれば左のフットレストを踏みつける)けれども、キャンバー角が弱い場合はそれだけ強く、しかも長く荷重を掛けないと進路が修正できない。この進路修正時にフットレストへ掛ける荷重が結果としてはキャスターへの荷重なので、それだけ転がり抵抗が大きくなってブレーキとなる。

こう考えれば、ここまでの結果の辻褄が合ってくる。

それじゃ、もっとキャンバーを強くすればどうなるのか?、というところからやってみたところ、流石に強くしすぎると前輪による左右へのフラつきが発生するようになり「走り」が悪くなった。これは、まぁ、予想通り。

元はと言えば、キャンバーを強くすれば走らなくなるけど操作性は良くなる。逆にキャンバーを弱くすれば走るけれども操作性が悪くなるという形で両立できないから、自分で走ってみて「走り」と「操作性」共に妥協できる範囲のバランスを見つける必要がある、と考えていたけれども、結果としては、ある程度の範囲までならキャンバー角を強くすれば直進性も操作性も良くなり、序に「走り」まで良くなるという予想外の良い結果が出た。



あと、キャスター角についてはどんな効果があるのか?

P9040045

このキャスター角については、キャスターの径やオフセットなどによって変わってくるので、全ての車椅子で必要かどうか?はなんとも言えないけど、少なくとも私の車椅子ではキャスター角を垂直、あるいは少しでも後ろに傾けると、時速12~13キロを超えるあたりから、キャスターが横方向にブレ始めて大きな振動となってブレーキが掛かる。これがキャスター角を適度に付けてやる事で、ピタっと止める事ができるので必要だと言える。(画像では垂直に見えるかもしれないけれども2°程度の小さなキャスター角が付いている)



ただ、このキャンバー角もキャスター角もメリットばかりではなく、デメリットも存在するので、その事も書いておくと・・・

私が思う一番のデメリットはと言うと、キャンバーにしてもキャスターにしても軸を傾ける事になるので、曲がる時やバックする時にキャスターが横方向や前方向に移動すると、それに伴いキャスターの高さが変化し、キャスターの高さが変化することで車椅子の前部が上下する。具体的にキャンバーをハの字にし、キャスターを後ろに傾けると、車椅子の前部は前進時に一番高くなり、それ以外の方向に向いた時には前進時よりも低くなる。この事によって、例えばコンビニなどのレジで精算するのにレジまで行って財布を出すのにハンドリムから両手を離した時に、地面が傾斜していなくても、後ろに有ったキャスターが前方向へ出るまで勝手に後退してしまうので、レジではいちいちブレーキを掛けておかないと、勝手におよそ30センチほど下がってしまう事が多い(笑)。また単に前部が上下動する事が気になる人もいるかも知れない(私は気にしないけど)


そんなところで、良い所もあれば悪いところもあるけど、両方考え合わせれば、良い所の方が断然大きいし、メーカーでも後輪のキャンバーについてはフレームの強度なんかも考える必要があるので折りたたみ式だと特に簡単ではないけど、前輪にキャンバーを付けるのはメーカーなら簡単な事だし価格が大きく上がる訳ではないし、折りたたみ式でも簡単に装着できるし、前輪にキャンバーを付ける事も真剣に考えれば良いのになぁ、なんて考える今日この頃です!!

2016年9月13日 (火)

グローブを改良

車椅子のレース用グローブについて、性能的には既に満足できる仕上がりになってきている。

しかし、どうしても耐久性が確保できず、1ヶ月と持たずに生ゴムが摩耗して破れてくる。

P9110096

今、使ってるグローブのベースはホムセンで500円で売ってるグローブなので費用はどって事ないんですが、生ゴムを縫い付ける手間が面倒で、何か良い方法はないか?、と考え、新作を作ってみた。

一番先に破れてくるのが上の画像のように、人差し指の側面あたりで、次が中指の側面、そして最後に手のひらの部分が破れる。ゴムの厚みを2ミリにして、手のひらが破れるには相当な時間が掛かるようになったので、指の部分が強化できればなんとかできる。

また、一番グリップが大切なのは手のひらで、指の部分にはそんなに強いグリップを必要としないので、手のひらには今まで通り生ゴムを使うとして、指の部分には生ゴムではなく、もっと耐久性の有る物を使ってみようと・・・

では、指の部分に何を使うか?というところから、ハンドリムに使ってるスーパーゴムコーティングにしてみよう、と


素材はハンドリムのスーパーゴムコーティングと同じ帆布と液体ゴムコーティングを使う。

まずは下地にする帆布を適当な大きさに切り、手にグローブをはめた状態で指に巻き付け型を取って切り抜いてから、少し希釈したゴムコーティングを縫って染み込ませてから乾燥させる。

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このゴムコーティングが乾燥したら、ゴム系の接着剤でグローブに貼り付ける。

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指の部分はぐるっと一周巻き付けるようにして貼り付けると使用中に剥がれてこない。

この接着剤が乾燥すれば、今度は希釈しない液体ゴムコーティングを刷毛で縫っていく。これが乾燥すれば上から重ね塗りし、これを3回ほど繰り返せば完成。

手のひらは今までと同じように生ゴムを縫い付ける。

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指の部分はすぐに磨耗してくると思うけど、摩耗してくれば、液体ゴムコーティングを上塗りする。

これまでの様に指の部分も生ゴムを縫い付けようとすると、グローブを指の部分まで縫い目を解いてバラし、生ゴムを縫い付けてからまた縫い直すという作業になり非常に手間が掛かったけど、この方法なら指の部分はグローブをバラす必要がないので、かなり手間を省く事ができて楽になる!!

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実際に使ってみると、グリップもなかなか良い!!

これで、どれくらい持つだろうか・・・?

2016年9月 1日 (木)

スーパーゴムコーティングにして2ヶ月

ハンドリムにスーパーゴムコーティングV2を施してから2ヶ月を超えたけど

使ってる感じが非常に良い!!

最初のゴムコーティングでは下地に使った生地が弱かったので、すぐに表面のゴムが剥がれたり、下地ごと破れてしまうのも結構あったけど、このバージョン2は非常に良くて、とにかく丈夫!!

常にそこいらじゅうにハンドリムをぶつけているけど、表面のゴムが剥がれたのは一箇所だけで、下地が破れたところは全く無いし、剥がれたところはゴムコーティングを上塗りすれば補修できる。

普通のゴムコーティングだと1~2年でダメになるらしく、剥がしてやり直す必要があるらしいけど、このスーパーゴムコーティングV2は、剥がれたり摩耗したりしたところは剥がさなくても上塗りすれば良いあだけだし、どの程度の年数使い続けられるだろうか?


また、晴れた日にグリップが良くなるのは当然だけど、雨の日でもグリップしてくれるようになったのは非常に助かる。

ただ、グリップが良すぎて、グローブを使わずに素手で扱う時は気を付けてスピードを出さないように走らないと、ブレーキをかけるときに火傷するので、そこだけはウィークポイントになるかな?。(あまり飛ばしてなくても火傷する)


ま、でも、メリット、デメリット総合して、非常に良い物になった!!

こいつは使える!!

2016年8月21日 (日)

車椅子のキャスターをインラインスケートのウィールに

以前の記事にも書いた通り、車椅子のいろんな部分を変更して「走り」を測定している。

まだまだ、ほんの少しのデータしか出せていないけれども、予想通りキャスターの違いで走りが大きく変わる事を確信してきたのと合わせて、単純に経が大きい6インチのキャスターが5インチよりも良く走るというものでも無い事も分かってきた。そして、一般生活用の車椅子のキャスターは走らせる事よりも、安定性や使い勝手、乗り心地をより重視しているので、キャスターを替えれば、もっともっと走るようになるんじゃないか?と・・・

普通に考えれば、いろんなキャスターを使ってみてテストすれば自ずとよく走るキャスターが見付かる事になるんだけど、悲しい事に、車椅子のキャスターなど市場規模が小さ過ぎるために、いろいろ選択できるほどの種類が販売されていないのが現状で、試してみようとしても物が無い。

だったら、車椅子のキャスターとしてじゃなく、他の物に使われているキャスターで探せば何か良い物が見付かるんじゃなかろうか?。アスファルトの上でスピードを出すスポーツで、小さなタイヤが付いていて、しかも車椅子のキャスターと取り換える事ができそうな物は無いだろうか?というところから思い浮かんだのがインラインスケート。

インラインスケートだと種目にもよるけど、スピード競技の種目だとアスファルトの上でスピードを出す事が目的の競技なので、当然ながら、車椅子のキャスターよりもアスファルトの上での「走り」を重視して設計、製造されているはず。 しかもインラインスケートだとキャスター(インラインスケートではウィールと呼ぶ)に全体重が乗るので車椅子のキャスターよりも大きな荷重が掛かった状態で走らせる事になるけれども、それでもインラインスケートの方が数段よく走る。(足で蹴るのと、手で漕ぐのでは大きな違いが有るだろうけど・・・)

ただ問題なのは、実際に車椅子に取り付ける事ができるのか?、また適したサイズ(外径)のウィールが存在するのか?、そしてどこへ行けば買えるのか?、そんなところをいろいろ調べた上で、実際にインラインスケートを扱う大阪のプロショップへ行ってみた。そして何をしたいのかを全て伝えて相談に乗ってもらった。

行ってみたのがプロショップだったので、いろいろと非常に詳しく親切に教えて頂きながら、車椅子に取り付ける事が可能かどうかを検討してみたところ、まずベアリングのサイズが現在私が使っているキャスターのベアリングと同じサイズで、ベアリングの取り付け幅がウィールにセットした状態で車椅子のキャスターと比べて1ミリほど小さいだけだったので、非常に簡単に取り替える事ができそうだと判断した。

私としてはキャスターを取り替えるに当たっては、車椅子とインラインスケートではウィールのシャフトの太さも、取り付け幅も違うので、最低限、キャスターフォークの作り直しが必要だと思ってたけど、予想外に車椅子のキャスターと共通している部分が多くて、非常に簡単に取り替える事ができそうな感じだった。

そして、たくさんの種類があるウィールの中から適してるであろうウィールをチョイスして頂いた。

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「お試し」と言う事でレース本番用ではなくて練習用のどちらかと言えばリーズナブルなのをチョイスしてくださった。

もしこれが気に入ればレース本番の時にレース本番用を購入する事にする。(本番用は6個セットで3万円ほどする)

このホイールを手で持って一番に感じた事は、非常に軽い事!!

実際に測ってみると

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1個あたり70グラムほど軽い!!

考えてみれば、足の下に片足だけでこんなウィールを3個~4個ぶら下げて走るんだから、車椅子と違って軽量化も非常に重要な要素の一つですよね。

そして、ウィールだけではなくインラインスケート用のベアリングとスペーサーも一緒に購入したのと、ウィールからベアリングを取り外す工具とベアリング用のオイルも合わせて購入。

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↓ベアリングのスペーサー

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↓べリングを外すツール

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↓ベアリング用オイル

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他のパーツと工具も合わせて価格は13000円少々!!。私が今使ってるキャスターを買うのと同程度(笑)

おそらくインラインスケートの世界では最大のサイズになるであろう125ミリ(5インチ)のウィールをチョイスしてもらったけど、これはスピード競技用のウィールらしいので私の狙いには最適なはず!!



そして、次は車椅子への取り付け!!

まずウィールにベアリングとスペーサーをセットするんだけど、インターネットの情報では専用工具が必要なように書いてあるのをよく見かけたけど、何の事はない、手で少し押し込んでから平らな机の上でベアリングを下にしてウィールを上から真っすぐ下向きに押してやれば簡単に入る。

ベアリングとスペーサーを入れたら、現在のキャスターに使っているカラーをウィールのベアリングに挿し込む。

P8201505

車椅子のキャスターと比べて1ミリほど幅が小さくて、カラーとベアリングに2ミリ弱程度の隙間ができるので、この隙間に1ミリ厚のワッシャを入れる。(両側に)

P8201509

これで、きっちりと隙間もなく取り付ける事ができるけど、実際に取り付けてボルトを締めてみると、ほんの少しベアリングに抵抗が発生した。本当ならベアリングとベアリングの間にスペーサーが入ってるのでボルトをいくら強く締めてもベアリングに抵抗が発生するはずは無いので、ひょっとすると、ベアリングはウィールと面一でなく、少し中に入り込む位置まで入れ込まないといけないのかも?と、もう一度外してベアリングを少し中まで押し込んでから締め直したところボルトを締めても、ベアリングの抵抗は発生しなくなった。このあたりは見落とし易い事なので今後注意する必要がある。


そして、取り替え完了

↓元の状態

P8201501_2 

↓キャスターを取り替えて

P8201510

見た目は、ちょっとおもちゃっぽくなったかな?

でも、これでインラインスケートのウイールがほとんどどれでも簡単に付け替える事ができる事が分かったし、インラインスケート用のウイールなら種類もいっぱいある中から選択する事ができて、しかも安くで売ってるので、これから、もしレースを続けなくなるとしても、もう車椅子用のキャスターを買う事は無い気がする(笑)

同じ事をやってみようと思う人がいるかどうかは知らないけど、もしもそんな人がいた時のために簡単に取り付けた時の納まりを図面で書くと

Photo

↑こんな感じ!!




これで、またしばらく「走り」を計測してみる。

2016年8月 4日 (木)

走りを測定

今まで、車椅子の走りに関わる部分について手付かずの部分はほぼ無くて、どこも多かれ少なかれ手を加えてきた。

しかし、振り返ってみれば、手を加えた事による効果については、その殆どが「よく走るようになった気がする」という体感的な感覚と、もう一つはトレーニングを行っていたコースでのタイムから判断していたので、よく考えてみれば、どちらもあんまり信ぴょう性は無く、体感的なところは言わなくても当たり前だけど、コースにおけるタイムにしても車椅子の性能よりも体調や体力に影響される部分が大きいので、どちらにしてもアテにならない(笑)

そんなところで、今まで車椅子に対してチューニングしてきた事が本当に効果が有ったのかどうかをもう一度、ある程度信憑性のある方法で測定してみたくなってきた。

要するに、今までやってきた事が間違っていなかったのかどうか?、また効果があったにしても、いったいどの程度の効果があったのか?を確認してみようと思う。

測定方法は単純で、毎日の通勤コースの中で、漕がなくても走る下り坂を2ヶ所決めておいてどちらもスタート地点を決めて、毎日その地点では必ずストップしてからまったく漕がずにスタートし、その下り坂を下りきった地点で、そこまでの最高速度をサイクルコンピューターで確認する。車椅子がよく走れば当然、最高速度も上がるので、それで判断する事にした。

この方法だと体調に影響される事もないので、ある程度正確に判断できるはず。

方法としては簡単な事だけど、今まで、その簡単な方法が思い付かなかったので体感とコースタイムで判断していたのが正直なところ(笑)


そして、これから確認していきたい項目が

・キャスターの大きさの違い

・後輪車軸位置(前後の重心位置)の違い

・タイヤの空気圧の違い

・キャスターのキャンバー角による違い

主にこの4点になるけど、1回ずつの測定ではアテにならないので、それぞれ複数回測定して判断する事にする。

ホントはキャスターの前後方向の位置に関しても確かめたいけど、キャスターを元の位置に戻すのは面倒なので、これに関しては気が向いたらやってみる事にする(笑)

2016年6月27日 (月)

スーパーゴムコーティング、V2

先月に施した「スーパーゴムコーティング」

http://masax.blog.eonet.jp/default/2016/05/v-fd79.html

先日のベトナムの旅行で、通れるか通れないか分からないような通路を走り回ったので、ハンドリムのスーパーゴムコーティングが、そこいらじゅうに引っ掛けてボロボロになった(笑)

使い心地が良くてグリップも非常に良いけれども今回のようなハードな使い方をした時には、結果としては下地に使った生地の選択が良くなかった様だ。

この生地を選んだ時の条件としては「薄くて、繊維が強い事」だったけれども、どちらかと言うと、薄い事を第一条件として選んだ。

生地を薄くする理由は、ハンドリムに巻き付けてから液状のゴムコーティングを塗ったときに簡単に生地を通り抜けて下地のハンドリムに到達することで接着性を向上させる事が第一の狙いだった。

この狙いはバッチリ的中したんだけれども、生地を薄くした事による弱さが原因で、ハンドリムを硬い物に引っ掛けたりしたときに、生地が破れてしまって生地ごと剥がれてしまう事になった。単なるゴムコーティングの時のように剥がれたところから広がっていく事はないけど、ちょっと弱過ぎた。それと合わせて生地の表面がツルツルだからか、ぶつけた時にゴムが生地から剥がれてしまうところも有った。これも、そこから剥がれが広がる事はないけど。

そんなところから、下地の生地をもっと丈夫な物に替えてみる事にした。

今回は液状ゴムの浸透性よりも生地の丈夫さを重視して、薄手の帆布(11号)を使ってみる。帆布だと、少々引っ掛けたくらいで破れる心配は無いだろうし、表面も荒いのでゴムが簡単に剥がれる事も無いだろうと思う。

使い方は前回と同じで

P6241416

繊維の方向に対して45度の角度で切った帯をミシンで縫ってハチマキを作り、ハンドリムに巻き付けて糸で縫っていく。

P6251417

そして帆布は液状ゴムの浸透性は良くないだろうから、第一回目の塗り込みの際にだけゴムコーティングを20%ほどのラッカー薄め液で希釈して生地への吸い込みを良くして塗り付ける。

そして、一回目の塗り込みが乾燥した後は全く希釈しないドロドロのゴムコーティングを塗り重ねていく。 

P6261425

裏面(縫い目側)を3回重ね塗りし、表側も3回重ね塗りをして完成!!

たぶん、頑丈になったと思うんですが


さて、今回のはどうだろうか・・・?

2016年6月 9日 (木)

もう一度、グローブを考える

ハンドリムに「スーパーゴムコーティング」を施して、グリップ、耐久性ともに非常に良くなった。

以前の記事で、「グローブは完成した」と書いてはいるけれども、実はグリップやフィーリングは非常に良くなったけど、生ゴム(飴ゴム)を使っているので、どうしても耐久性がなくて、30kmも走ると「生ゴム」が破れ始めてくる。破れてもすぐに貼り換えられるものなら気にしないけれども、この「生ゴム」を貼り換えるにはグローブ自体の縫い糸を解いてバラさないと貼り換えられないので非常に面倒なんです。貼り替えるのが面倒なので、ゴムが破れれば新しいグローブで作り直してました。素材のグローブの価格は500円程度なのでどって事は無いですが、ゴムを貼って(縫い付けて)仕上げるのに非常に手間が掛かる(笑)

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でも、ハンドリムで使った「スーパーゴムコーティング」の手法を使えばグローブもグリップが良くて。しかも耐久性の良い物ができるんじゃなかろうか・・・?

以前、試しにグローブに直接ゴムコーティング材を塗ってみたところ、乾燥すると殆ど厚みが出ないし、ゴムの厚みを出そうとすると3度や4度の重ね塗りでは追い付かない。厚みが無いと、グリップが良くてもすぐに摩耗してしまうだろうしグローブの下地がやられてしまう。

厚みを出すためにゴムシートを先にグローブに縫い付けておいてから、その上にカラーガードを塗り付けるのも良いかも知れないけど、これも表面のカラーガードはすぐに擦り切れてしまうかもしれないし、そうなれば下地のゴムシートもすぐに破れる事になる。

そんなところで「スーパーゴムコーティング」と同じように下地に布地を使ってみる事に・・・


ハンドリムに使うのと違って、グローブに使うのは厚くて頑丈な生地が良いので「帆布」を使う。

適当な大きさに切った帆布に一度カラーガードを擦り込んで乾燥させてから、布地の繊維が浮かび上がらなくなるまで重ね塗りを繰り返す。

そして、これをグローブに貼り付ける形に切り取って今まで使っていた生ゴムの代わりにグローブに縫い付けてから縫い付けた糸が見えなくなるまでカラーガードを上塗りして仕上がり!!


これで早速、実走してみたところ

なんだろう・・・?

グリップも「生ゴム」ほど良くないけど、まぁ使えるレベルで、それは良いけど、なんだかフィーリングがしっくりこない・・・

長い急な下り坂でブレーキを掛けながら降りて行くと、ブレーキをかけ始めてすぐに、グリップが効いたり効かなかったり、ツルツル滑る感覚があったり。下り坂が終わって普通に漕ぎ始めるとグリップは戻っている。次の下り坂で今度は「タイヤコーティング」だとどうなるのか?を確認するためにハンドリムではなくタイヤ自体をグローブで押さえてブレーキを掛けてみたところ、タイヤだとグリップも一定の感覚になり良い感じなんだけど、グローブの「ゴムコーティング」が一気に摩耗して下地の帆布が見えてきたのと、タイヤ自体も摩耗する様で、グローブに青い粉(タイヤが青いので)がたくさん付着していた(グローブの摩耗の方が激しく見えた)。

P5311305

ここで分かるのは、まず「ゴムコーティング」同士の接触(摩擦)だと相性が悪いという事。

それから、タイヤと「ゴムコーティング」の摩擦だと「ゴムコーティング」の摩耗が激しくなる事。

タイヤと「ゴムコーティング」の相性は決して悪くない!


以上の事から、もし、ハンドリムを「タイヤコーティング」にすると、グローブの強い耐久性が必要になってくる事が予想され、そうなるとどうしてもグリップ力が犠牲になる事も同時に予想される。では逆にハンドリムではなくグローブを「タイヤコーティング」すればどうなるだろう?。タイヤを「ゴムコーティング」のグローブで押さえる時は、グローブ側は「ピンポイント」の接触でタイヤ側は「面」での接触となるためグローブ側の摩耗が激しかったけれども、逆にすれば摩耗の具合がバランス良くなるかも?、というところ。

そんなところで、丁度出番が無くなりそうになっていたチューブラータイヤがあるので、これを加工してグローブに貼り付けてグローブを「タイヤコーティング」してみる。

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↓適当な大きさに切ってから、縫い代を作るために周囲のトレッドを剥がし取る(カッターナイフでトレッドだけに切れ目を入れてから剥がし取る)

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そして、リムセメントを使ってグローブに貼り付けてから、グローブの元の縫い目の糸を切ってミシンが使えるようにバラし、貼り付けたチューブラーを縫っていく。

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これで実走テストしたところ・・・

頑丈だけど、グリップは「生ゴム」の方が若干優れているし、フィーリングも悪くはないけど「生ゴム」の方が良いなぁ・・・

長い下り坂でのブレーキングだとグローブ側は問題ないけど、今度はハンドリム側の「ゴムコーティング」が粉っぽくなるので、ハンドリムの「ゴムコーティング」が摩耗してる様だ。

これを今度はハンドリムではなくタイヤを押さえてブレーキングしてみると、この場合はやはりグローブ側が一気に摩耗してしまう。

十分使えるんだけど、グリップとフィーリングが「あと少し」というところ・・・


こうなったら最後の手段!!

車椅子レース用のグローブに貼り付ける専用のゴムシートが販売されていたので、これを購入してみる。(以後、これをレース用ゴムシートと呼ぶ)

20センチ弱×30センチ弱の大きさのゴムシートで3500円ほどの価格なので、「ゴムシート」の類ではべらぼうに高い価格設定だ。しかし、これがもし、それなりの性能なら喜ばしい事だし、もしも、普通のゴムシートと代わり映えしない性能だったとしても決して文句を言うつもりは無い(笑)

そして注文したゴムシートが届いたのでゴムの感じを見てみると

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普通にホムセンに売ってるゴムシートとは全く感じが違う。

硬さは、生ゴム(飴ゴム)と同程度の硬さだけど、生ゴムのような強い反発力がなく粘土に近い感触がある。(低反発)

グリップはどうか?、というところで、いろんな物に擦り付けてみると、ネバ~っ、と貼り付く感じで、非常に強く感じる!!

ひょっとすると、それなりの性能なのか?

早速、新しくグローブを作ってみる。

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合成ゴムの様だし、ひょっとすると縫い付けなくても接着剤だけでくっ付ける事ができるかも?というところで、まずは接着剤だけで着けて使ってみる。今回はチューブラータイヤ用のリムセメントで着けてみた。

もし、縫わずに接着剤だけで着ける事ができるなら価格が高くても使い易い。

そして実走

グリップ力は、加速時、ブレーキング時共に、ほんの少し「飴ゴム」より弱く感じる!

あれ、なぜだ・・・?

グローブに貼り付けずに直接ハンドリムを擦ってみると「レース用ゴムシート」の方がグリップが強く感じるんだけど、厚みが「飴ゴム」は1mm、「レース用ゴムシート」は3mmなのでグローブに貼り付けてハンドリムを押さえた時に1mmの「飴ゴム」は柔らかいので、湾曲しているハンドリムを広い面積で掴む事ができる(フィット感がある)けれども、「レース用ゴムシート」は厚みがあってその分硬いので、ハンドリムを狭い面積でしか掴めない(フィット感が無い)のかも知れない?。これの薄いタイプが有れば最高なんだけどなぁ・・・

ただ、総合的に考えるとそのフィット感だけ我慢すれば十分に使い物になるのは間違いない。

しかし、「飴ゴム」と比べてどちらが良いか?、と聞かれると総合的に考えて、やはり個人的には「飴ゴム」に軍配が上がるかな?


しょうがないなぁ・・・

もっと良い物が見つかるまで、作るのが面倒くさいけど「飴ゴム」でやっていくか?

結局のところ、「飴ゴム」より良い素材は見つからなかった・・・(笑)。

2016年6月 5日 (日)

キャスターをチューンナップ

実はWorld Run 2016に出場して帰ってから、6インチにサイズアップしていたキャスターをノーマルサイズの5インチに戻していた。

6インチの方がよく走ると判断して6インチにしていたんだけれども、World Runに出てみて、他の車椅子のランナーのキャスターを見ると、6インチどころか5インチのキャスターすら使ってるランナーはおらず、みんな4インチ以下の小さなキャスターを使っていた。こんな小さなキャスターで走れるのかな?、なんて思ってたけど、参加した車椅子の中で私が勝てなかった2台の車椅子は少なくともどちらも4インチのキャスターだったので、逆に考えると4インチのキャスターでも十分に走れるという証拠でもある。そんな事があったので「キャスターを大きくしてもあんまり走りは変わらないのかな?」なんて思って、試しに元の5インチのキャスターに戻して走ってみていた。すると整った路面を走る時はそんなに違いは感じられない、と言うか逆に5インチのキャスターの方がよく走るように感じた。(ここが不思議なところ)しかし、少し荒れた路面を走る時には、やはり5インチではキャスターの振動が大きくて、その振動の大きさがそのまま走行抵抗となる感じがする。(これは当たり前と考えるところ)

そこで、どうして整った路面だと5インチの方がよく走るように感じたのか?を考えてみた。

あくまでも私の想像ですが、5インチのキャスターはもうかなりの距離を走っていてかなり摩耗しているけれども、6インチはまだ100㎞程度しか走っていないので殆ど摩耗していない。

簡単に書くとこんな感じ↓

Photo_2

荷重が掛かっていない時には上の絵のように、摩耗した5インチのキャスターは路面と「面」で接しているけれども、摩耗していない6インチのキャスターだとほぼ「線」で接している。これに荷重が掛かると「線」で接していた6インチのキャスターも潰れて「面」で接するようになる。このキャスターのゴムの変形が「転がり抵抗」となり、5インチも接している「面」が僅かに大きくなるけれども6インチと比べると変化が小さいので、その分「転がり抵抗」も小さくなる。

これは、ロードバイクのタイヤで「同じ空気圧なら、タイヤが太い方が転がり抵抗は小さくなる」というのと同じ理屈なのかもしれない。



それなら・・・


6インチのキャスターを付けてそのまま走ってればそのうち摩耗してくるけれども、摩耗するのを待つと2年ほど掛かる。それじゃ、削って変形させてしまおう??


でも、ゴムを削るのは結構難しい・・・


いろいろゴムを簡単に削れそうなものを探して見つけたのがこれ↓

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ディスクグラインダーに装着して使うディスクで、荒いチップが散りばめてある。

作業中に間違って手を擦ったら、かなり痛い目に合いそうな道具です(笑)

相手がゴムだと作業中に道具が跳ねる可能性も高いし、作業用の革手袋も買っておいた。

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↑およそ削りたい範囲にラインを入れておいて削り始める。

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↑そして、思い通りに削る事ができた!!

思った以上に短時間で削る事ができて、ゴムを削るには非常に使い易くて良い道具だった。


さて、これで感じが変わるかどうか・・・??

しばらく走り込んで確かめてみよう!!