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2016年6月 9日 (木)

もう一度、グローブを考える

ハンドリムに「スーパーゴムコーティング」を施して、グリップ、耐久性ともに非常に良くなった。

以前の記事で、「グローブは完成した」と書いてはいるけれども、実はグリップやフィーリングは非常に良くなったけど、生ゴム(飴ゴム)を使っているので、どうしても耐久性がなくて、30kmも走ると「生ゴム」が破れ始めてくる。破れてもすぐに貼り換えられるものなら気にしないけれども、この「生ゴム」を貼り換えるにはグローブ自体の縫い糸を解いてバラさないと貼り換えられないので非常に面倒なんです。貼り替えるのが面倒なので、ゴムが破れれば新しいグローブで作り直してました。素材のグローブの価格は500円程度なのでどって事は無いですが、ゴムを貼って(縫い付けて)仕上げるのに非常に手間が掛かる(笑)

P6081327

でも、ハンドリムで使った「スーパーゴムコーティング」の手法を使えばグローブもグリップが良くて。しかも耐久性の良い物ができるんじゃなかろうか・・・?

以前、試しにグローブに直接ゴムコーティング材を塗ってみたところ、乾燥すると殆ど厚みが出ないし、ゴムの厚みを出そうとすると3度や4度の重ね塗りでは追い付かない。厚みが無いと、グリップが良くてもすぐに摩耗してしまうだろうしグローブの下地がやられてしまう。

厚みを出すためにゴムシートを先にグローブに縫い付けておいてから、その上にカラーガードを塗り付けるのも良いかも知れないけど、これも表面のカラーガードはすぐに擦り切れてしまうかもしれないし、そうなれば下地のゴムシートもすぐに破れる事になる。

そんなところで「スーパーゴムコーティング」と同じように下地に布地を使ってみる事に・・・


ハンドリムに使うのと違って、グローブに使うのは厚くて頑丈な生地が良いので「帆布」を使う。

適当な大きさに切った帆布に一度カラーガードを擦り込んで乾燥させてから、布地の繊維が浮かび上がらなくなるまで重ね塗りを繰り返す。

そして、これをグローブに貼り付ける形に切り取って今まで使っていた生ゴムの代わりにグローブに縫い付けてから縫い付けた糸が見えなくなるまでカラーガードを上塗りして仕上がり!!


これで早速、実走してみたところ

なんだろう・・・?

グリップも「生ゴム」ほど良くないけど、まぁ使えるレベルで、それは良いけど、なんだかフィーリングがしっくりこない・・・

長い急な下り坂でブレーキを掛けながら降りて行くと、ブレーキをかけ始めてすぐに、グリップが効いたり効かなかったり、ツルツル滑る感覚があったり。下り坂が終わって普通に漕ぎ始めるとグリップは戻っている。次の下り坂で今度は「タイヤコーティング」だとどうなるのか?を確認するためにハンドリムではなくタイヤ自体をグローブで押さえてブレーキを掛けてみたところ、タイヤだとグリップも一定の感覚になり良い感じなんだけど、グローブの「ゴムコーティング」が一気に摩耗して下地の帆布が見えてきたのと、タイヤ自体も摩耗する様で、グローブに青い粉(タイヤが青いので)がたくさん付着していた(グローブの摩耗の方が激しく見えた)。

P5311305

ここで分かるのは、まず「ゴムコーティング」同士の接触(摩擦)だと相性が悪いという事。

それから、タイヤと「ゴムコーティング」の摩擦だと「ゴムコーティング」の摩耗が激しくなる事。

タイヤと「ゴムコーティング」の相性は決して悪くない!


以上の事から、もし、ハンドリムを「タイヤコーティング」にすると、グローブの強い耐久性が必要になってくる事が予想され、そうなるとどうしてもグリップ力が犠牲になる事も同時に予想される。では逆にハンドリムではなくグローブを「タイヤコーティング」すればどうなるだろう?。タイヤを「ゴムコーティング」のグローブで押さえる時は、グローブ側は「ピンポイント」の接触でタイヤ側は「面」での接触となるためグローブ側の摩耗が激しかったけれども、逆にすれば摩耗の具合がバランス良くなるかも?、というところ。

そんなところで、丁度出番が無くなりそうになっていたチューブラータイヤがあるので、これを加工してグローブに貼り付けてグローブを「タイヤコーティング」してみる。

P5311306 

↓適当な大きさに切ってから、縫い代を作るために周囲のトレッドを剥がし取る(カッターナイフでトレッドだけに切れ目を入れてから剥がし取る)

P5311307

そして、リムセメントを使ってグローブに貼り付けてから、グローブの元の縫い目の糸を切ってミシンが使えるようにバラし、貼り付けたチューブラーを縫っていく。

P6011311

これで実走テストしたところ・・・

頑丈だけど、グリップは「生ゴム」の方が若干優れているし、フィーリングも悪くはないけど「生ゴム」の方が良いなぁ・・・

長い下り坂でのブレーキングだとグローブ側は問題ないけど、今度はハンドリム側の「ゴムコーティング」が粉っぽくなるので、ハンドリムの「ゴムコーティング」が摩耗してる様だ。

これを今度はハンドリムではなくタイヤを押さえてブレーキングしてみると、この場合はやはりグローブ側が一気に摩耗してしまう。

十分使えるんだけど、グリップとフィーリングが「あと少し」というところ・・・


こうなったら最後の手段!!

車椅子レース用のグローブに貼り付ける専用のゴムシートが販売されていたので、これを購入してみる。(以後、これをレース用ゴムシートと呼ぶ)

20センチ弱×30センチ弱の大きさのゴムシートで3500円ほどの価格なので、「ゴムシート」の類ではべらぼうに高い価格設定だ。しかし、これがもし、それなりの性能なら喜ばしい事だし、もしも、普通のゴムシートと代わり映えしない性能だったとしても決して文句を言うつもりは無い(笑)

そして注文したゴムシートが届いたのでゴムの感じを見てみると

P6041313

普通にホムセンに売ってるゴムシートとは全く感じが違う。

硬さは、生ゴム(飴ゴム)と同程度の硬さだけど、生ゴムのような強い反発力がなく粘土に近い感触がある。(低反発)

グリップはどうか?、というところで、いろんな物に擦り付けてみると、ネバ~っ、と貼り付く感じで、非常に強く感じる!!

ひょっとすると、それなりの性能なのか?

早速、新しくグローブを作ってみる。

P6051320

合成ゴムの様だし、ひょっとすると縫い付けなくても接着剤だけでくっ付ける事ができるかも?というところで、まずは接着剤だけで着けて使ってみる。今回はチューブラータイヤ用のリムセメントで着けてみた。

もし、縫わずに接着剤だけで着ける事ができるなら価格が高くても使い易い。

そして実走

グリップ力は、加速時、ブレーキング時共に、ほんの少し「飴ゴム」より弱く感じる!

あれ、なぜだ・・・?

グローブに貼り付けずに直接ハンドリムを擦ってみると「レース用ゴムシート」の方がグリップが強く感じるんだけど、厚みが「飴ゴム」は1mm、「レース用ゴムシート」は3mmなのでグローブに貼り付けてハンドリムを押さえた時に1mmの「飴ゴム」は柔らかいので、湾曲しているハンドリムを広い面積で掴む事ができる(フィット感がある)けれども、「レース用ゴムシート」は厚みがあってその分硬いので、ハンドリムを狭い面積でしか掴めない(フィット感が無い)のかも知れない?。これの薄いタイプが有れば最高なんだけどなぁ・・・

ただ、総合的に考えるとそのフィット感だけ我慢すれば十分に使い物になるのは間違いない。

しかし、「飴ゴム」と比べてどちらが良いか?、と聞かれると総合的に考えて、やはり個人的には「飴ゴム」に軍配が上がるかな?


しょうがないなぁ・・・

もっと良い物が見つかるまで、作るのが面倒くさいけど「飴ゴム」でやっていくか?

結局のところ、「飴ゴム」より良い素材は見つからなかった・・・(笑)。

コメント

車椅子に乗る人にとって、永遠のテーマでしょうね。
もう40年程前になりますかね?カナダのモントリオールのパラリンピックの出場選手が、国立リハ(当時の新宿区戸山町)でトレーニングしていた時、手にはめていたのは溶接用の手袋でした。余り良いものが無かった時代ですよね。
私も20代の頃よく使った覚えが有ります。今は、軍手にゴムをくっ付けた物を使用しています。グリップが良いモノは有りますが、下り坂をキャスターを上げて下る時などは、リングに対して、ゴムの抵抗が大きすぎて危ない事が有りますね。流石に自作しようと思った事は有りませんが、理想のゴムが見つかると良いですね。

◆鉄馬再生人さん

こんばんは

>永遠のテーマでしょうね

なるほど、そうなのかも知れませんね
単純にレースで速く走る事だけを考えれば、とにかくグリップが強いものを選べば良いかも知れませんが、急なスロープを下りる時なんかは適度に滑ってくれないと怖い時がありますよね?

今は普段の生活の事は考えずに、とにかくレースで走る事だけを考えてグローブを作ってるんですが、それでもグリップを優先すれば耐久性が落ちるし、耐久性を優先すればグリップが落ちるし、なかなか満足できる素材が見つかりませんね(笑)
車椅子自体の改造はそんなに苦労しませんでしたが、グローブの改造は結構苦労してます。

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