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2014年3月11日 (火)

オールドタンクシンドロームとは

今日は久しぶりの独り言・・・・


オールドタンクシンドローム

この言葉(症状)は、かなり以前から使われていて、特に底砂を厚く敷いたシステムでは、このオールドタンクシンドロームになる可能性が高い、

と、言われてきた・・・・・

でも、このオールドタンクシンドロームの原因については、はっきりとした原因が解っている訳ではなく、デトリタスやリン酸塩などのネガな物質が蓄積されてくるからだろう?、と言われているけれども実際は原因不明の症状で、底砂やライブロックには寿命がある、というのが基本的な考え方。

私も、最近まで、そう思っていた!!


でも、少し、考え方が変わってきた。

この考え方を大きく変えはじめたのが、3年前の2011年に古い水槽を取り替えたときの事。


このとき、水槽を取り換えた理由は、水槽を買って15年を越えていて、しかも非常に仕上げが荒くて品質が悪い水槽だったので、水槽の耐久性が心配になり、水槽自体が破裂するのを危惧しての取り換えであって、水槽の状況としては順調な状況でした。

この時に取り換えたのは メインの水槽だけでシステムは全く触っていないけれども、水槽を取り換えるときに当然、一旦、生体もライブロックも水も全て取り出す事になったわけですが、そのとき、元々、底砂は全く入れていない水槽だったにも関わらず、生体とライブロックと水を抜いた後に残ったのが、厚さ3センチ以上の泥の層。

要するに、デトリタス!!

厚さ、3センチ以上のデトリタスが、まるで泥やパウダー砂のように底に堆積していた。

その水槽を設置して15年間、水槽をリセットした事はなく、ライブロックも入れ替えた事が無く底板はライブロックに隠れていたので、底にそれだけのデトリタスが堆積している事には気づかなかったけれども、15年間でそれだけのデトリタスが堆積していた、という事には間違い無い。(合計40~50キログラム)

当時、おそらく日本で一番多くのデトリタスを水槽に貯めていたのが私だったんじゃ無かろうか?

私はそれまで、水槽に厚く底砂を敷くのは良くないと思っていたし、人にもそう言っていた。その理由は底砂を厚く敷くと砂の内部に多くのデトリタスなどのネガが蓄積されるからだと考えていたのが理由ですが、そのとき自分の水槽に蓄積されたデトリタスを見て、目から鱗が落ちた・・・・・・

「デトリタスって悪いものでは無かったのか???」
「こんなにデトリタスが貯まっているのに、特に悪い影響を感じた事はない」

そんなにデトリタスが蓄積されているのに、当時、水槽の状態は決して悪い物ではなかった。

そして、水槽を入れ替えたので当然、そのデトリタスは全て除去されたけれども、その後、水槽の状況が以前より良くなった訳ではなく、どちらかと言うと悪くなったくらいで、元の状況に戻るのに結構な時間が掛かった記憶が残っている。デトリタスが消えて無くなったメリットは特に無く、デトリタスが無くなった事による嫌気域の減少によるデメリットの方が大きかった可能性を感じていた。


この時から、私はデトリタスが「悪物」だという考え方を捨て、デトリタスは単なるパウダー砂と同じ物だと考えるようになった。

またライブロックなどは、入れ替えておらず前の水槽からもずっと継続して使っているので、もう18年くらい継続して使っている。


では、いったい「オールドタンクシンドローム」って何???

オールドタンクシンドロームっていうのは、水槽を設置しておよそ5年を超えた頃から、原因不明の不調に陥り、何をしても、リセットしないと復活できなくなる、と言うのが今までの定説です。

でも、よく考えてみれば、リーフタンクなんてものは、まだまだ解らない事が多くあって、普通に育てていても、状況が良くなる事も有れば、悪くなる事もある不安定なもので、どんなに調子の良い水槽でも5年の間に1度や2度、原因不明(自分で解らないだけ)の絶不調に陥る事もあるのが普通だろう。この絶不調に陥った時に多くのキーパーが行う手段がリセット。そしてリセットして復活すれば、その時の不調の原因は「オールドタンクシンドローム」だった、と結論付けられる。

ただ、それだけの事!

本当は別のちゃんとした原因が有ったかも知れないのに、その原因を見付けないまま「オールドタンクシンドローム」という言葉で片付けてしまってるのが多くの場合じゃなかろうか?、

なので、もっと突っ込んで考えると、オールドタンクシンドロームが原因でリセットしたキーパーの水槽は、たとえシステムを変えていたとしても、いずれ、またオールドタンクシンドロームに冒される事になる可能性が高い。(原因不明ならオールドタンクシンドロームになるので)


要するに、オールドタンクシンドロームなんて病気(症状)は無い!!

底砂を手入れせずに長期間使ってるからだとか、ライブロックを永く使ってるからだとか、そんな事ではなくて、単にその時に悪い周期が回ってきているだけ。

と、最近考えるようになった。

おそらく間違っていないと思う。


水槽が不調になったときに、たとえ長い時間が掛かっても、私がリセット、という手段を取らないようにしてるのは、こうなってしまわない様に本当の原因を突き止めるのが大きな目的でもあります。

 

コメント

環境に関する考え方に似ていますね。
地球の長い歴史の中でみれば温暖化したり、寒くなったりは常に周期的におきていて、今は温暖化傾向にあり、CO2ガスも増加傾向にあるから、厳密な仕組みはわからないけど相関はあるんじゃないか、みたいな。

オールドタンクシンドロームとはズレますが、溜まりに溜まったデトが、急に舞い上がったりするのは問題がある、と考えられていることについては、どう思いますか?

◆王英さん

飼育期間が永ければ調子が悪くなる時期もありますよね
そんな時に、もしどうしても原因が解らなければ、無理やりにでも何か原因をこじ付けたくなるのは人情です(笑)
おそらくそんな事じゃなかろうか?、って

>溜まりに溜まったデトが、急に舞い上がったりするのは

これに関して、よく問題視されますが
私は今まで何度も、わざとデトをパワーヘッドで巻き上げる(ハンパな巻き上げ方ではありません)事をやってきてますが、それで異常が発生した事は一度もありませんし、よく言われる白点病の原因という部分も疑問視しているくらいです。

>白点病の原因という部分も疑問視しているくらいです。
回答ありがとうございます。普通一般に言われてきていることと全く違うのが面白いですね。簡単に実験できそうですけど、怖いから誰もやらない、だからそんな慣習ができるのかもしれないですね。

デトも、最終的な難分解物質といわれますが、生木だって土に埋めても土になるまでは、わりと時間がかかりますから、本当の難分解物質になるまではマリンスノーなんじゃないの、とも思います。
デトというと諸悪の根原で、マリスノーというとなんだか神秘的な秘薬みたいで、お金だしてまで買うのは、なんだか言葉一つで随分扱いが違うなぁと思います。もちろんプランクトンの死骸の構成比など、自然の海と水槽のでは違うのでしょうけど。

◆王英さん

>デトというと諸悪の根原で、マリスノーというとなんだか神秘的な秘薬みたいで

いやホント
呼び名が違うだけで同じ物ですよ(笑)
デトリタスには当然、悪い部分がありますが
プランクトンやバクテリアの住処になる良い部分もあって、どちらも合わせて差し引きして考えた時には、良い部分の方が少し残るんじゃないか?、と考えが変わってきましたので、最近は、目立たないところに堆積しているデトリタスに関しては、あえて除去しなくなりました。

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