今回も独り言・・・・・
太陽光ブリードタンクを始めて もう2年半になるので
ちょっとは本物の太陽光で育てるとどうなるのかが掴めてきた
(ほんのちょっとですが・・・・・)
この太陽光ブリードタンクは ブリードタンクとは呼んでるものの
本当の目的は 決してサンゴのブリードをする事ではなくて
太陽光とメタハラはやっぱり違うのか?
太陽光とメタハラの光とで いったいどんな違いが出るのか?
本物の太陽光を当てれば サンゴはどうなるのか?
それを実際にやってみて確かめる事と
また その違いを見て 室内の水槽のサンゴが良い状態なのかどうなのかを
判断するための自分の中でのバロメーターとして掴む事
簡単に言うと メインタンクで育てたサンゴが 太陽光で育てたサンゴと
同じような色や形、育ち方をしている状態が 最高の状態だと私は判断する
これらが 本当の目的です
その為に 光以外の条件になるべく違いが出ないように
ブリードタンクもメインタンクも同じ水が回るように1系統の水系で回している
そうやって今まで観察してきて
私自身は海外の有名どころも含めて
ダイビングで、腐るほど本物の海を見てきたので
ある程度の予測はしておりましたが やはり
超浅場のサンゴだからと言って 本物の太陽光を当てたからと言って
決して綺麗な発色をする訳ではない、という事が分かってきた
ここで言う 「綺麗な発色」と言うのは 私が見て、という事ではなくて
一昔前に よく言われていた「パステルカラー」の事で
例えば ブルー系のミドリイシを例にすると
メインタンクのメタハラ下では 綺麗なスカイブルーのフルブルーに近くなるけれども
太陽光下では 色の濃いブルーになった上に 茶色い色素も乗ってきて
フルブルーではなく 茶色とブルーのグラデーションになる(私はこれが好き)
「汚れブルー」とでも呼びますか?
単に茶色いサンゴですと 強いメタハラを当てると ほとんどの場合
色が薄く抜けてきて ポリプや成長点だけが ブルーやパープルやグリーンの
綺麗な色が浮かび上がってくる
ピンクのショウガサンゴやスギ系も 太陽光下では
ピンクがかった茶色だったのが メタハラ下では 茶色が抜けて
綺麗なピンクになる
もちろん 本当の海にも ピカピカの綺麗なブルーやピンクのミドリイシが
存在するのも確かなので 逆に海でピカピカだったミドリイシをメタハラ下で
育てるとどう変わるのかも見てみたいところですが
これは 自分で海から捕ってくる以外に方法は無い(捕ったときの状態を確認できないから)
あ、そうそう
でも 面白いのが 新しく入れるサンゴを太陽光ブリードタンクに入れると
30%程度のサンゴが すぐに(2~3日で)色が抜けて ほとんど真っ白になる
その後 ゆっくり色が乗ってきて濃い色になって
茶色も乗ってくる
知らなかったら白くなったのを見て 「わぁ 白化してしまったぁ~~」
って事になります
メタハラ下では なぜか この現象はほとんど起こらない
ここで 太陽光だから強過ぎて弱ってるんじゃないか?
関西の太陽光では 本当のサンゴ礁に降り注ぐ光とは違うんじゃないか?
という疑問が涌いてくると思うし 私も実際にこの太陽光を使い始めた当初は
あまり状態が良くないんだろうか?、という疑問も抱いていた
「この茶色い状態は元気が無い状態なのか それとも元気な状態なのか?」
という疑問です
元々、太陽光より良い光は無い、と思っていたので
この太陽光で育てた ちょっと茶色い状態が きっと元気な状態のはずだ!!
とは思ってたものの 確信は無かった
でも この思いを確信に変えたのが 昨年のゴールデンウィークの
メインタンク崩壊事件!!
このメインタンク崩壊の時には かなり多くのサンゴがダメになってしまった
けれども 生き残ったサンゴもある
丸っぽ生き残ったサンゴもあれば 一部分だけ生き残ったサンゴもありましたが
ことごとく綺麗なサンゴは死んで 生き残ったのは あんまり綺麗じゃないサンゴばっかり
この中で一番分かり易かったのが 一部分だけ生き残ったサンゴで
一部分が生き残ったサンゴでは ほぼ必ず 綺麗なパステルカラーの部分は
溶けてしまって 茶色く汚い色の部分だけが生き残った
要するに 少し汚い部分の方が生命力が強かった、という事で
それまで少し疑問だった事が確信に変わった
で、ちょっと話は逸れたけれども
私の水槽では
ミドリイシ全体的に メタハラで育てた方が綺麗に育つのが多い
おそらく これは 250Wのメタハラと太陽光を比べれば
太陽光の方が強いだろうけれども 照射時間は圧倒的にメタの方が長い
その上に太陽光は朝夕の太陽高度が低い時間帯には 水面で反射する光も
かなり多くなる(ほとんどが反射する)ので
太陽光の方が強いけれどもサンゴが実際に浴びる時間が短いので
光によるサンゴの負担はメタハラの方が強い事になるのでは?
負担が大きいから 障害で色が抜けてパステルカラーとなる・・・・
そんな風に最近は考えてる
サンゴは光で痛めつければ それに対抗する手段として綺麗(パステルカラー)になる
このあたりが 私が昔からパステルカラーなど目指してはいけない
という理由でしたが、昔は実際の海を見てきて
なんとなくそう感じていただけだったのが
ここ最近は
綺麗(パステルカラー)なサンゴはダメージを受けて弱っている
生きるか死ぬかのギリギリのラインで生きている
綺麗と元気は違う
というのが確信へと変わってきている
ただ 逆に考えると
サンゴを痛めつけながら 死なないように
ギリギリのバランスで維持してやる必要があるだろうから
強いパステルカラーで長期維持できてるキーパーは
そのバランスをうまく取り続けてる事になるので
上級者である事には代わりないし
尊敬する事にも代わりはない
そんな事から 今現在、メインタンクで出ているいくつかの綺麗な色は
私にとっては 決して喜ばしい事ではない
ところどころで 綺麗なパステルカラー各色のミドリイシを揃えた
本当に綺麗な水槽を見かけますが(特に海外の水槽で)
本当の海で あんな お祭りみたいな海は見た事がないので
(もう300本ほど潜れば見つかるかもしれないけど?)
私は もっと汚れた雑草のような力強くて本物の海のような
水景を目指したい!!
最終的に実現できるかどうかも分からないけど・・・・・
(ソフトや陰日サンゴでは 本物の海(まるで竜宮城)より綺麗な水槽は
逆に見た事がないけど)
ここまで書いた事は あくまでも
私は決してパステルカラーを元気だと思っていない
というだけで
だからと言って人にパステルカラーを目指さないように
促すものでは無い事を念のために書いておきます!!
それから 勘違いされるといけないので もう一つ念のために書いておくと
自然の海でも 奇麗なパステルカラーのサンゴもたくさんありますが
ここで言うパステルカラーのサンゴというのは
自然のパステルカラーではなくて そうじゃなかったサンゴが
パステルカラーに 俗に言う「色揚り」したサンゴの事を言ってます
自然界でパステルカラーだったサンゴは
当然パステルカラーが元気な状態だと思ってるので例外
あ、そうそう もう一つ
それから ここまで書いておいて言うのもなんですが
私はサンゴ水槽を目指しているのではなくて
あくまでも魚メインの水槽で
入ってるサンゴはあくまでも
魚が泳ぐ背景であると共に
水質を判断するためのバロメーターであるだけなので
そんなにギラギラした水景である必要が無くて
より自然な背景を作りたいだけ!!
と言うのも書いておきます
もう少し サンゴを観察したら
次にやってみたいのは 魚を太陽光で育てたらどうなるのか?
(もちろん浅場の魚に限る)
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